2015年02月11日

アトリエイデアツアー

この土曜日に家族と職人仲間で竹中大工道具館〜有馬温泉へ旅をしてきました!目的だった中村昌生先生の「真行草」の講演は定員超過で溢れていたので諦めましたが、むしろ建具の親方に教えていただきながら内容の濃い展示を丁寧に学べた事の方が有意義でした♡
体験コーナーでは槍ガンナを使わせていただくことができて、みんなで体験!槍ガンナは初めてでしたがそこはさすが職人、サマになってます(*^^*)…旦那さまと子供達もまぁまぁ、ご愛嬌です(笑)

帰りは有馬温泉「兆楽」にて素晴らしいお湯につかり、ご馳走とお酒をいただいて最高の気分☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆…ですが遊ぶのに夢中で、写真を撮るのを忘れてしまいました(T_T)
後悔先に立たずです…集合写真すら撮り忘れたことが悔やまれてなりません。

アトリエイデアの仲間達の旅行、次回はお客様のご実家の高島にある海の宿にお邪魔する予定です。お客様同士が仲良くなってくださったり、親のように、あるいは友のように、あるいは兄弟のように…私や職人仲間を気にかけてくださる。
本当に私たちはお客様に恵まれているなあと、感謝しない日はありません。
お客様、職人ファミリー、我が家もみんな、現場で繋がった幸せなご縁♡分けへだてなく皆が仲良くなれる最高の仲間に感謝です!

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2015年02月06日

作家と職人の違いについての考察

職人と作家の違い…賛否ありそうなテーマだがあえてそこを論じてみたい。
職人は、英語ではcraftsman 、フランス語ではartisan、ドイツ語ではmeister…
英語のcraftsmanにはアーティスト的なニュアンスがやや薄いように思うが、artisan や meister には所謂アーティストたる作家と職人との別が希薄なように思う。これは、モノを作る人を敬う思想に起因しているのではないかと思うのである。

日本語で言う作家さんは、自ら意匠を決めて自ら制作する人をさすのであって、職人とは区別するように思う。もちろん日本においても、伝統的な職種においては、作家のように意匠を決めて制作する人であっても作家と呼ばず職人という。たとえば陶芸家や友禅染などの染物、西陣などの織物や杜氏を始めとする酒造りなどだ。
ここにはドイツのマイスター制度と同じ、職人を敬愛するモノづくり日本の精神がある。

では建築の職人はどうか?
建築では個々の職人は設計図の元に仕事をしていく。定められた意匠を忠実に制作する仕事にクリエイティヴィティはあるのかどうか…答えは「ある」。個々の職人に与えられた制作課題の中で、各自それぞれの技量と手法によってそのソリューションは全く異なる。その総体である建築は全く異なってくるのである。
これはオーケストラに似ている。いうまでもなく、設計図は楽譜であり、指揮者は監督である。個々の職人はそれぞれの楽器のパートである。それぞれの奏者がどのような仕事をするかが、総体としての音楽を決定付けていく。たとえばホルンパートの一奏者はクリエイティヴィティがないかと問えば明らかにそんなことはない。職人も同じだ。同じ楽譜、同じ指揮者であっても、N響とジュニアオーケストラと、ウィーンフィルじゃ、全然違う。
大工や左官、建具といった花形の職人のみならず、電気屋や水道屋、足場屋、すべて揃って成り立っているのが建築現場にほかならない。その全てが存分に仕事をして、いい家ができる。

だから私は一人ひとりの職人を心から尊敬するし、仕事の質を要求する。それが総体としての建築を大きく変えるからだ。職人や施工者を相見積もりで決めるような設計者は、楽譜だけ書いて演奏を問わないのと同じことだ。音楽ならそれもいいが、建築の場合、施主の目的は図面ではなく、出来上がった建物である。だから自分の図面を最善の形で実現してくれる職人仲間達に対して、感謝と尊敬の念にたえない。

先生と呼ばれる作家も愛する職人仲間も、どちらもドイツ語ならmeisterであろうか?
少なくとも私の中に区別がないが、そもそも日本は文化として、芸術家と職人を区別なく敬う文化であったのではないかと思う。職人にもっともっと誇りを、そして尊敬される世の中に…それがアトリエイデアの願い。
作家であろうと職人であろうと、手を動かしてモノを作り出すその仕事の尊さに貴賎などあるはずもない。


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2015年02月01日

寒仕込み

ことしもやってきた寒仕込みの季節!我が家の恒例の味噌作りです♪
一度この美味しさを知ってしまうと買ってきたお味噌は食べられません。
作り方はいたって簡単!麹と塩を混ぜ合わせ、そこに茹でて潰した大豆を入れるだけ。
これを泥だんごみたいに丸めたら、消毒した甕の底めがけて思いっきり投げつけて詰めていきます。
投げつけるのは空気を抜くためですが、ココが盛り上がるところ!
今年は家族だけでやっていますが、お友達と一緒にやると、女の人でもだんだん顔色が変わってきて…「うぉりゃあ〜っ!ビシッ!!」…ってか、顔が怖いし(笑)結構なストレス発散です。
一年待って開封しますが、おいておけばおくほど美味しい♡
市販のお味噌は味が一定になるように発酵を止めてありますが、自家製味噌は乳酸菌が生きています。ヨーグルトと同じくお腹にも優しいのです♪
コツは甕の消毒に尽きます。秘伝のレシピを知りたい方は中井までお尋ねくださいね(*^^*)

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そんなに自然食品にこだわりが強いわけでもないのですが、家で作ったものを食べていると、おのずと食品添加物の味には敏感になります。身体にいいとか悪いとかじゃなくて、美味しくないし胸が悪くなるのです。
産地もわからないような食材は使いません。岡山はあらゆる食べ物に恵まれた素晴らしい土地柄。なるべくなら岡山産を選び、外国産は食材は絶対に買いません。もともと、我が家の食卓は素材の味を活かした料理、ホッとできる味を目指しています。でも急いでいれば、市販のダシを使うこともあります。

家づくりで心がけていることも同じ…神経質にならない程度に、なるべくなら自然のもの、肌触りの良いものを取り入れ、無理のない範囲でホッとできる空間作りを目指しています。
岡山産ヒノキの香りや手触りは本当に心地いいし壁に珪藻土もいいですよね。でも小さな子供がいて、壁の汚れやキズにイライラするタイプの人にはビニルクロスでもいいんじゃないかと思うのです。

家庭に一番大切なのは、見た目のカッコよさよりも笑顔と安らぎ。住まいを考える時も、何かに凝り固まらず、こだわりすぎず、つねにフラットな状態で取り組み、素直でおおらかな空間を作り出すことだと思っています。
posted by アトリエイデア at 16:45| Comment(0) | TrackBack(0) | くらし