2012年10月17日

設計という仕事

設計は、家の命運すべて預かる仕事だ。

構造的な問題、断熱・結露、雨仕舞・・・そういう
根本的なところで、いろんな考え方の人がいるし、
新しい技術が生まれ、日々進歩していってる。
うっかりしていると、自分の情報が古くなる。
それもほんの数か月で国の基準がころっと変わったり
する世の中だ。コワイコワイ。

常に時代についてゆき、研究をおこたらず、
諸説紛々たる中から自分のスタンスを明確な論拠を
持って定める。
設計者はデザイナーであるよりまず、第一に技術者
たるべきであると考えている。

それと同時に、プランや予算、デザインというソフト面
を提案していく。

そこに必要なのはデザインの押し付けではなく、
まず、お客様の気持ちになってみること。
生活の目、思いやり。相手の気持ちをおもんばかる
優しい気遣いだと思う。
家づくりなど慣れていないお客様に、いかにわかり
やすく伝えるかという努力が想像以上に重要だと
いうことも、最近痛切に感じている。
素人であるお客様が図面をみてわかることは私たち
が感じている以上に少ない。

そういうとても重くて、幅が広くて、大きな責任を
一人で負っている。

きれいごとだけではない経営的立場もある。
自分と家族の生活を支えていかなければならない
のだから。
そして母として、子供たちにしてやりたいことも
ある。仕事に必死になっている間に大きくなって
しまう子供たちに対する、切ない思い。

そんなことを考えていると、焦燥感で眠れなくな
る夜がある。

でも、家を作るのが、好きなんです。
たくさんの仲間たちと、お客様のためにイイ仕事
をする。家づくりは楽しい。




posted by アトリエイデア at 11:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築
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